蛇足ページ

「なんで好きなんだろう??」

  
とは言っても『好き』に論理的な理由などないのでしょうけれど。
   そして本当に内容のないことを無駄にしゃべっているの全然読まなくていいです(特に三つ目)(笑)


T.boy choirとの出会いについて

 boy choir との出会い=boys air choir (以下不躾ながらbacと略)との出会いになります。(ややこしいな・・)
 私が最初に彼らをすごいと感じたきっかけとなったCDは、bacの「 blue bird 」でした。
 高校一年の夏、演劇部で音響を担当していた私は、先輩に連れられて市立図書館へ行き、劇中使用する音源を探しCDを漁っていたのですが、その時ふと目に留まったのが「blue bird」のジャケットのエドワードくんだったのでした。「うわぁキレイな少年だぁ!」と思いそのまま個人的に借りて帰ったのです。無論ジャケに惹かれたからだけでなく、実はその頃私は歌のうまい少年の物語を書きたくて(いや、書いていて、かしらん)、その資料になれば、と思ったのもありました。(余談ながら一緒に横笛の演奏のCDも借りて帰った。資料に。)
 それがすべての始まりでした。
 CDは、きけばきくほど大好きになりました。心が洗われるような圧倒的な清浄さを持つbacに、めろめろになりました。


U.彼らの持つ力について

 歌が上手、とか声がきれい、とか、そういうのは女性コーラスでもいいはずです。それなのにどうにもboy choirに惹かれてしまうのは、何故だろう。『刹那的なその最上の美しさ』とか『ほんの一瞬の奇跡』などとよく書いてありますが、私の場合たぶん単に『少年』が好きなんだろうなぁ、と正直に言っておきます。別にショタだとかやおい系だとかそういう趣味は本当に一切ありませんけど。(むしろそれは毛嫌いしてる方)そういえば少女だって好きだし。・・・となると、これは児童文学好きなのと根を同じくするのかもしれません。


V.ウィン少ショックの話

 実を言うと、長い間ウィン少は好きではありませんでした。(ウィン少fanの方すみません)しばしば来日してはテレビにも取り上げられることへの嫉妬(bacとの比較?)(笑)もあったのでしょうが、コンサートでオペレッタをすることや(2004年からのコンサートではやらなくなったようですが)ドラえもんを歌ったりしていることが(何故なら招聘元が朝日テレビだったから、ということらしいですね。今はテレ朝ではなくジャパンアーツになっています)どうにも謎だったし、CDをきいても正直たいしてうまいとは思わなかったからです。ウィン少のCDは日本では容易に手に入るものだったし、図書館にも置いてあるのでけっこうきいたとは思うのですが、どうにもそろってない気がするんです。どのCDだったかは忘れましたが、フォーレのピエ・イエスのソリストがあんまりだったので(今思うと録音の古さからくるものだったのかも)それ以後なんだ駄目じゃんと思ってしまったのでした。
 しかし、2004年5月7日。
 オペラシティでのコンサートに、(たいして期待もせず)行ったのですが、そこでびっくり仰天しました。
 ・・・・・・以下かなりテンションの高い当日の日記をところどころ転載。

なんだありゃあ!!!!
ありえない!!I CAN’T BELIEVE IT!!!
めちゃめちゃうまいやん!!

もう本当に、歌い文句の「天使の歌声」が嘘じゃない。
あの広い空間と大勢の観客をたった23人の歌声で圧倒してました。
本当に天から降ってくるような、何かを超越した歌声でした。

やっぱりそろってないとことかピアノ伴奏がうるさすぎて気になるとことか、
前から思っていたウィン少の良くないとこは見えましたが、
そんなの帳消し帳消し!!
いーい声なんです。
声量もあるから迫力あるし。
ソロなのにあんなに聞こえるんですね。
trebleのソロ最高です。
あんなにいいとは正直思ってませんでした。

で、コンサート終了後にうろうろしてたら・・・
ふっと振り返ったらあのセーラーの襟が!!!
なんと彼らが私のすぐ隣をすり抜けて行きました!!
・・・え、あああ!!
すたんばってる!!
あ、こっち向いた!!にこってしたにこって〜〜〜
くぅうううううううううう!!!!!!!!!!!!!
可愛い!!可愛すぎる!!!!
ちょっとはにかんでるし!!
くぁ〜〜〜〜〜や・ら・れ・たぁ〜〜〜・・・・・

そんなこんなでウィン少第一回コンサートは終了したのでした。

駄目です。これは本格的にはまりました。
少年合唱団。
もう抜けられません。もう見逃しません。
コンサートは可能な限りフルに行きます!!
・・・・・・でもお金ない・・・・・・
バイトします。
彼らのために少年合唱団貯金をします。
そしていつかはイギリスへ留学して毎日聖歌隊聞きにいきます。
大学の研究と称して聖歌隊内部にも行きます。
そのために英語マジ磨きます。
あとドイツ語もちょっとはかじりましょう。
ラテン語も歌詞聞き取れるくらいに勉強しましょう。
と、決意を新たにしたのでした。
うし、頑張るぞぅ!!!

と、こうして私の少年合唱熱が再燃したのでした、という話。 本当に読まなくてよかったでしょう(微笑